１２月１５日（水）に自動車研究開発コースの３年生が製作予定のモックアップ※とCADのレイアウト発表会を、また、自動車研究開発科３年生がF-SAE車両の説明会を開発系企業の皆様に行いました。※モックアップ：外見を実物そっくりに似せて作られた実物大の模型

自動車研究開発コースの製作車両の名前は「Two Way Pony」＝２通り使える、荷物が運べる馬（ポニー）。コンセプトは『時に生活に寄り添い、時に遊びに連れ出してくれる頼もしい相棒』です。買い物に行ってもたくさんの荷物が詰めるし、キャンプに行くときには、必要なテント、椅子、調理器具を積んでも走れる耐荷重を計算して製作を考えております。

学生たちは、どのように考えてその部品を選んだのか、設計・配置をしたのか、緊張しながらもしっかりとはっきり発表していました。ただ、さすがに第一線でデザイン、設計をしている方が講評者だったので、講評や質疑の時間には厳しいご意見もいただきました。

【以下、講評者のお言葉】

・実際に市販されている類似車両に比べて、どこが、何が、いいの？

・タイヤが小さいと見た目のバランスを取るのが大変だけど、どうしてそのタイヤを選んだの？

・フレームがないなら屋根いらないんじゃない？

色々なコメントを頂き、どう改善していくかを話し合い、実際の製作に向けて一つになったようです。柔軟な発想で面白い、社会に出ると色々な制約が出てくるので、出来る内に遊び心のある車を思う存分作ってください、とのありがたいお言葉もいただきました。

将来、就職していくであろう、企業の方にもアピールできた！…かも。ホンダテクニカルカレッジ関西では自動車の整備だけでなく、モノづくりを学べる学科もあります！

ご協力いただけました企業の皆様、誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。