１１月１４日・１５日の２日間、一級自動車研究開発学科４年生を対象にHondaより講師をお招きし、HDSの授業を行いました。HDSとはHonda Diagnostic Systemに略称で、電子制御システムの故障診断に用いられます。最初は実際に故障を発生させ、それがどこで起きているかの診断をチームで実施。診断チャートをどう並べ替えれば効率的に、かつ網羅的に故障箇所にたどり着くのか、頭を悩ませました。そして実際に作ったチャートで実車を使って、並べたチャートで故障原因にたどり着けるのかを検証しました。

続いてHDSを使ってどのように診断を行うのか、データ解析をどのように行うのか、機能の説明ではなく、実際に触って、使って、やってみて、理解を深めることができました。

もうすぐ卒業を迎える４年生。実際の現場でも活用している機器を使っての実践的な授業に集中して取り組んでいました。お忙しい中、授業にご協力をいただきましたHondaの皆様、誠にありがとうございました。