ラリー・キャラバン Day5 最終日
昨日の吹雪の宗谷岬とは違い、若干程度マイナス気温の中、リエゾン区間を経てノシャップ岬へ集合。
今日のスタートはノシャップ岬からでした。
荘厳な景色の日本海オロロンラインを、N360、S800、サポートのキャンターでキャラバン走行。
しかし突然、先行するN360サポートハイエースから、ルートの通行止め連絡があり、
急遽迂回して再びオロロンラインへ戻りました。
今日のオロロンラインは、とても厳しかったし、自然とはそういうものだと思い知らされました。
猛吹雪で舞い上がる雪の中では、前は霧の中の様で道路のどこを走れば良いかわからなくなり、
かろうじて道幅を示す矢印が見えるので、それを頼りに進みました。
オロロンラインを天塩町まで30kmほど、やっとの思いで進み、海岸線を離れたが、まだまだ雪深く厳しい行程が続きました。
それでもエヌとエスは元気に走り切り、峠のトンネルを超えたころから晴れ間も見え出し、国道40号へ入り音威子府の道の駅にゴールしました。
このLeg9は通行止めもありキャンセルとなりましたが、そもそも時間を守ることは難しい天候でした。
そしていよいよLeg10、最終ステージはかつてマイナス41.2℃を記録した幌加内町を抜けて、鷹栖町手前の最後の峠をクリア、
この峠の道路は凍結路に雪が載っている危ない道でした。
その道も難なくクリアして、いよいよゴール。
今年は、ATJ鷹栖オフィスをゴール地としたため、ATJの皆さんから大歓迎いただきながら、セレモニアルにゴールしました。
学生たちはそれぞれに思いを持ちながら、ゴール達成した喜びを嚙みしめておりました。
前半、頼りの先生が居ない中での学生たちのアクションやゴール後の振舞い変化を見て、自ら動く意味の理解を各学生なりに深められたと感じ、
何と言っても、壊れたエスハチもいっしょにセレモニアルゴールできたことに、言葉にできない感動で、こみあげるものがありました。
これまで応援をありがとうございました。
すべての皆様に感謝いたします。
8日から今度はN360を自走して、関東校へ戻ります。
引き続き、安全第一で進みます。