S800プロジェクト(運命の第一チェックポイントへいざっ‼【前編】)
皆さんこんにちはS800プロジェクトの広報部です!
今年の1月も例年通り寒くて、朝からバイク通学している僕は行きと帰りで手足が凍傷になりそうですww
そんなことはさておき、早速S800プロジェクトのお話に入っていきましょう!
S800プロジェクトでは北海道の鷹栖町にある本田技研工業(株)ものづくりセンター鷹栖ブルービンググランドまでの1600キロをラリー形式で走りきる「ヒストリックラリーキャラバン」に向けて車両を車検に通すなど準備を着々と進めてきました!
エンジンのスタッドボルトはかなり錆ついていたため、全部抜くのにかなりの時間と体力を使いました!!(思っていたより何倍も大変ww)
スタッドボルトを綺麗に全部抜こうと思ったのですが、そう簡単にはうまくいかず3本折れてしまいました。(泣)
当然ですが折れたボルトも抜かないといけないのですが、抜くのは無理なので折れたボルトをドリルで削り取る作戦でやりました!!
車両が古い為当然予備パーツが無く、先生に斜めにドリルで削ればもうこのエンジンは使えないからプロジェクトは強制終了だよと言われプレッシャーがすごかったです。
そんなこんなで今までに経験したことのない緊張感でしたが作業を行い3箇所無事に削りきることが出来ました。
無事にスタットボルトを全部抜くことができ、新品スタッドボルトを入れるためすべての穴にタップで新しいネジ山を切り、
新品スタッドボルトを付けました!!(しっかりと作業をやりきることができ一安心)
エンジンを分解したときにシリンダブロックとヘッドのあたり面を測定した結果かなり歪んでいたのでヘッドの面研をしました!
開発科の先生にご協力いただき、最新の素晴らしい機会を使ってヘッドの面研を行いました。
機会がとても大きく迫力がすごい!!!
開発科の先生に聞いたところ、この機械があれば2輪のパーツも簡単に作れると言っていたので、
バイク好きの僕はとてもこの機械が欲しくなりました!!
燃焼をスムーズにする為にも汚く煤だらけだった燃焼室もリューター、サンドペーパーを使用して鏡面近くまで綺麗に磨き上げました!!
そんなこんなで、測定やパーツ清掃、パーツ交換、調整など色々なことを行い無事綺麗なエンジンを完成させることが出来ました!!
ここまで来るのに色々なことがありましたが無事に完成したということで北海道までトラブル無く動いてくれることを祈ります!
(ちゃんとオーバーホールしたけど心配だから一ww)
ボディの下地もボディ班の皆が協力して行い、無事綺麗に塗装することが出来ました。
完成の色がとても楽しみです!!!
ボディの塗装はジュネスさんとアクサルタさんのご協力もあり、とても綺麗なイエローに仕上げることが出来ました!!
とても綺麗にツヤが出ていて色もかわいいですね!
塗装後、今回ご協力いただいたジュネスさんの塗装ブースを皆で綺麗にしてきました!!
個人的には人生で初めて塗装ブースの中にお邪魔させていただいたので、とても楽しかったです!!
シャシ、デファレンシャル、トランスミッション、エンジンが無事に完成し、すべてシャシに取り付けていきました。
とてもカッコイイ!!塗装したボディを乗せるのが楽しみです!
シャシに取り付けられるものはつけたのですが、ここでまた問題が発生しました!!
ラジエータを取り付けたら、ラジエータ本体とそれを固定するステーにすごい隙間が出来てしまいました(泣)
何とかしなくてはいけないため、急遽カラーを作成することにしました。
学校にあったちょうどいいサイズのアルミパイプを測定した長さにカット、(このとき本体とステーのあたり面を削ることも考えて少し長めにカット)サンダーを入れた部分はガタガタなのでベルトサンダーで平らに仕上げてから取り付けました!
思っていたよりも綺麗にできたので自分の中でのお気に入りポイントになりました!!
皆さんいよいよシャシの上にボディが乗ります!!
シャシの上にボディを乗せるときは、ボディを傷つけないようリフトの上にボディを乗せ、下側のシャシを微妙に動かしながらボルト穴を合わせボルトで固定しました!
この調整も簡単そうに見えてすごく難しかったですww
ついに綺麗に塗装されたボディがシャシに取り付けられました!!!
とても綺麗で感動しました!!
やっぱりボロボロだった車両を自分達で一からレストアし、その車両が段々完成に近づいていく姿を見ると感動してしまいますね(涙)
自分が頑張ってレストアしたエンジンもイエローのボディに乗るとより綺麗に見えてカッコイイです!!
というわけで今回はここまで!!
次回ではいよいよ車検に行ってきます!!
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