海外ヒストリックラリー参戦プロジェクト 第7期 報告会
【写真】報告会の最後はプロジェクト関係者全員で記念撮影。1年間お疲れ様でした!- 第7期目となる海外ヒストリックラリー参戦プロジェクト。東京大学との合同チーム「Team若武」は、3月18・19日にニュージーランド北島のロトルアで開催されたTarga Rotoruaに出場。篠塚健次郎さんドライブのSR1シビックはCompetition部門(タイム計測が行なわれる競技部門)総合43位、クラシック2WD部門9位、カテゴリー1で3位という結果を収めました。もう1台のSR1シビックは同じく総合44位、クラシック2WD部門10位、カテゴリー1で4位、TE27レビンはツアー部門での参加でしたが、無事完走。Team若武はTarga Spirit賞を受賞し、実りある結果を残すことができました。
ラリーでは車検前夜にロールバー不適合が発覚し、学生の皆さんは徹夜でエンジンと足回りをスペアボディに載せ変える作業を行いやり遂げました。
ドライバーを務めた篠塚建次郎さんは報告会で「50年のラリー歴の中で始めての経験。普通はありえない出来事ですが、学生たちは決断しやり遂げました。しかもラリー走行中はトラブルがなく、本当に驚きの連続でした。この年になって新しい体験をすることが出来た。学生たちからプレゼントをもらったと思っています。」と語りました。
また着付け・作法指導を担当されている杦山恵美先生は「事情があって、現地にまで行くことの出来なかった学生もいます。彼らが自らの役割を果たし素晴らしい活躍をされたことを忘れないで下さい」と現地に行くことの出来なかった学生の労を労いました。
そして第8期「Team夢双」東京大学リーダー 徳永 悠希さん、ホンダテクニカルカレッジ関東 リーダー 横瀬 雄亮さんからプロジェクトに対する意気込みが語られました。第6期・第7期はフランステロ事件の影響により、活動の場をニュージーランドに移しました。第8期は再び、フランスモンテカルロを目指します。変更の可能性はまだ残りますが、それでも学生の皆さんは大きな目標を達成するべく、プロジェクトをスタートさせました。
報告会には100名近くが出席
現地での活動を報告
活動の全てが報告されました
ラリーを振り返る篠塚さん
コドライバーの大山さん
着付・作法指導を務める杦山先生
第8期リーダよりコメント
ラリーを走行したマシンたち
両校学生の皆さん