ツインリンクもてぎ 新入生校外研修(後編)
[国際ロードコース上で記念撮影]- 4/11に開催された入学式終了後すぐに、ツインリンクもてぎを貸し切って、5日間の校外研修がはじまりました。
研修における大きな目的は「友達を作る」ことです。
夢や目標を目指している時、挫折しそうになることもあるかもしれませんが、そうした時、相談をしたり、愚痴を聞いてくれたりする友達やクラスメイトの存在は心強いものです。またクルマやバイクに対する興味をより一層深めてもらうため、モータースポーツの聖地であり、歴代のHondaの車両が収容されているツインリンクもてぎを入学式と新入生の研修会場としています。校外研修における主要なカリキュラムと研修に臨む学生の皆さんの様子をご紹介させていただきます。
スキルアップアドベンチャー
クラスごとに一体感を構築するためのカリキュラムで、企業などが研修で導入している「インプロビゼーション」をベースにしています。インストラクターの指示に従い、いくつかの課題をこなします。説明を聞くと簡単そうですが、実際にやってみるとクラス全員が力を合わせない限り簡単に終えることはできません。自然と会話が生まれ、互いに協力しあう為、時間の経過と共にクラスの雰囲気が明るく賑やかに変化していきます。
自動車業界特に、多くの学生がHondaや関連企業へ就職する為、Hondaが所有している施設を知っていただくこと、また創業から現在に至るまで、モノづくりの歴史を知ってもらうことです。
Hondaコレクションホール見学
歴代の車両が動態保存されており、4輪・2輪の市販車はもちろん、レーシングマシンも数多く収容されています。クルマとバイクへの関心を深めてもらえるように、ガイドツアーを行い詳しい製品説明を行なった上で、学生たちが自由に見学できる時間も設けています。ツインリンクもてぎでの入学式や校外研修、あるいはコレクションホールのガイドツアーは私たちHondaをよく知っていただくための大切な機会となりました。
学生の皆さんへの特典として、ツインリンクもてぎの国際ロードコース上でジョギングを行ないました。テレビやゲームでは見たことのある学生も多いと思いますが、実際に自分の足で走ることができる機会は滅多にありません。レースファンの学生はグランプリライダーと同じレコードラインを走ったり、コース両端にある縁石(ゼブラ模様の部分)に凹凸のある事を知り、感動して写真を撮ったりする学生もいました。
女子学生の皆さんもがんばりました!
サーキットを一望できるVIPスイート。滅多に入ることの出来ない特別な場所ということで、特にモータースポーツファンの学生は展望を楽しみ写真を撮っていました。学生の皆さんはここでクラス別ホームルームを行なったり昼食を頂きました。
ツインリンクもてぎにあるアクティブセーフティーパークではクルマとバイクの安全運転について学びました。同時にクルマとバイクを運転する楽しみ、操る面白さも同時に体験できる機会となっています。
ツインリンクもてぎには乗り物を楽しむ施設も揃っています。学生の皆さんはグループに分かれカートやミニバイクを使って自由時間を楽しんでいました。「メガジップラインつばさ」では往復561メートルの空中散歩を楽しみました。
学生の皆さんが一番楽しみにしていたのはきっと夕食だったと思います。研修初日は入学式がありその後の研修では初対面の人たちとコミュニケーションをはかり、気を遣うことも多かったと思います。美味しい食事を食べてみんな笑顔になりました。
クラスに分かれて「挨拶」の声の大きさを競うコンテスト。校内ではお客様とすれ違う時に必ず挨拶をします。また教職員とすれ違う時もお互いに挨拶や会釈をする習慣があります。先輩方が自然と行っている挨拶ですが、新入生の皆さんも研修を通じて笑顔で挨拶が出来るようになりました。
研修の締めくくりとして、学園生活を通して達成したい夢や目標をグループごとに発表してもらいました。まだまだ若い皆さんですのではっきりとした夢や目標を描けない学生もいると思います。そう言うときはまず、目の前にあることを真剣に取り組んで見ましょう!