卒業製作は開発科の2年生が、約1年を費やしモノづくりに取り組むカリキュラムです。自分たちが作りたいものをただ作るのではなく、企画・設計・試作・テスト・発表というHondaと同じモノづくり工程を実践学習しながら進めていきます。

ようやく迎えた発表会の日。テーマを決めた背景や目的、モノづくり工程での試行錯誤、問題解決に至ったアイデアなどが発表されました。デモンストレーションでは、実際に作ったモノを動かし、仕組みや特長などの紹介が行なわれました。

総評の中で先生方もおっしゃっていたように、卒業製作で大切なのは、上手に作るというよりも、出来なかった所をどうしたいのか。または失敗を反省して、次につなげていく、と言うことです。苦労した1年があったからこそ、この意味を理解することが出来たと思います。頭では分かっていても、実際に体験するのとでは大きな違いがあると思います。そう言う意味で、学生の皆さんは1年を費やして本当に価値のある活動をしてきたと思います。

1年間本当にお疲れ様でした。
モノづくりができるという自信を持って、卒業後も実社会でがんばってください！