数年前より始まった「新入生校外研修」は、共に学ぶ新しい仲間たちと出会い、交流を深めることが目的のひとつとなっています。

ホンダ学園ではクルマやバイクのことを学びます。整備や設計・開発と一言でいっても、実際に現場で活躍するためには多くの知識と技術が必要となります。短い期間で多くのことを学ぶ為、ときには挫折しそうになることもあるかもしれません。そうしたときに支えとなるクラスメイトの存在はとても大きいものです。
また、専門的なことを学習する上で、クルマやバイクに対する興味も必要です。様々な車両を見て・触れて、そして可能であれば運転するという体験が、学生の皆さんの好奇心や探究心を引き出してくれると思います。

ツインリンクもてぎは、MotoGP日本グランプリやSuperGTなど国外国内の最高峰レースが開催されるサーキット。
実働する歴代のHonda車両を展示するコレクションホールやクルマやバイクの運転を学ぶアクティブセーフティーパークなどの施設があり、テーマパークのような一面も持ち合わせています。クルマ・バイク好きの新入生たちが、交流を深める場所として、クルマやバイク、モータースポーツにもっとも距離の近い場所を選びました。

さて、研修では「スキルアップアドベンチャー」や「大声コンテスト」「コレクションホール見学」などなど、新しい仲間と交流をはかれる様々な企画を考えて臨みました。実施アンケート結果では「友だち作りに役立った」「研修を楽しんで進めることが出来た」という設問に対し、５段階でおおむね高い評価した学生が多く、研修の目的を達成することが出来たと思っています。校外研修と一緒に行った「安全運転講習」では、クルマやバイクを実際に運転できる機会でもあり、クルマ好き・バイク好きの皆さんにとって特別楽しい時間となったようでした。

無事に校外研修を終えた１年生の皆さんは、4/13より通常授業がスタートしています。１年生の学びの場である第３・第４実習場には、今日も元気な声が響いています。